1984-04-26 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
したがいまして、その措置といたしましてはまず第一に、森林総合整備事業あるいは一般造林事業の助成のほかに、特殊林地改良事業、複層林造成パイロット事業、これらの事業につきまして優先的に実施を配慮すること。
したがいまして、その措置といたしましてはまず第一に、森林総合整備事業あるいは一般造林事業の助成のほかに、特殊林地改良事業、複層林造成パイロット事業、これらの事業につきまして優先的に実施を配慮すること。
それからもう一つ、林木の成長が比較的悪いような立地条件の悪い林地につきましては、土壌条件等の改良を行いながら、ヒノキ、場合によっては肥培樹種を植えるというようなことで、これは特殊林地改良事業で実施しておりますが、これは十分の七の補助でやります。それからこの融資といたしましては、これは非補助と補助残と二つに分かれておりますが、この補助残の場合にはまず下刈り、植栽等につきまして六・五%でございます。
それから、土地が非常にやせておりまして、土地改良をしながらそこに適当な樹種を植えていくという特殊林地改良事業の中で植える場合には十分の七というような方法で助成をしまして造林を進めております。
現行制度でいきますと、指定災害復旧造林は、補助率が四〇%でございますけれども、これを特殊林地改良事業の適用というようなことで補助率を七〇%にしていただきたい、かように思っておるわけです。
今次の噴火によります被害の状況に照らしまして、降灰により悪化いたしました土壌条件を改良する必要の認められる個所が多いようでございますので、特殊林地改良事業の実施について適切な啓蒙、指導を森林所有者に対して行いますように北海道庁を指導して、今後の森林機能の早期かつ確実な回復を図ってまいりたいというふうに存じております。
こういうことから、地元からは特殊林地改良事業、これでやってもらうようにできないかという強い要望もあるんですけれども、その辺はどうですか。
そこで今後こういうものにつきましては十分調査いたしまして、御指摘のように特殊林地改良という仕事がございまして、そういう事業によりまして、対応できるものにつきましては対応してまいりたいというふうに考えております。
それから、特殊林地改良事業というのがございます。これは土壌その他が非常に特殊な地域におきます造林については、補助率を七〇%にしておりますし、さらに採択条件につきましても、一般は〇・五ヘクタールでございますけれども、これを〇・一ヘクタールにする等助成の強化も図っておる次第でございます。
さらには特殊林地改良事業というのがございます。これでは七〇%の高率補助にいたしておりますし、また保安林であれば国と県とで全額経費を持ちまして改良することができるようになっています。こういうふうにこれに対しましての国の助成ということも十分考えておりますので、今後もこの線に沿ってやってまいりたいというふうに考えております。
したがいまして、そういう抵抗性の強い松が見出されればそういうものを積極的に植えればいいということを考えておりますけれども、現在でもそういう松くい虫にやられました跡地の対応につきましては、一般の人工造林の場合でも普通の造林地の補助体系よりも高い補助率を考えておりますし、それから、そのほか特殊林地改良事業というような形で事業の中でも対応いたしております。
それから枯損木の処置でございますが、これもいま申し上げましたように当然枯れてしまった木は除去する方が得でございますし、早急にこれが除去できますように現行法によります枯損木の伐倒を推進すると同時に、全面的に造林等で復旧する場合には、ただいま一般の造林におきましてもこういう被害木の枯損木の伐倒ということにつきましては補助を出すことにいたしておりますし、さらに特殊林地改良事業というのがございます。
現在特殊林地改良事業ということの名称に変えておりますけれども、それの採択基準を、マツクイムシの被害地につきましては一般的には〇・五ヘクタールを採択にいたしておりますが、〇・一ヘクタールまでマツクイムシの跡地造林は採択を緩やかにいたしまして、また査定係数等を掛けまして補助率を実質アップする、こういうことで対処してまいりたいと思っておるわけでございます。
なお、芦北等でいろいろと見てきていただいたわけでございますが、そのようなところにつきましては、造林補助事業につきましてほかの樹種——芦北でございますと、まずヒノキしか地質からできませんけれども、ヒノキ等を中心といたしました高率な、激甚災害的な指定をいたしまして、これの補助金で樹種の改良を行ないますと同時に、特殊林地改良事業は補助率が非常に高いわけでございまして、七割でございますが、そういうもので対処